航空英語能力証明(学科)

航空英語能力証明の学科試験を受けてきました。
航空英語能力証明は世界各地で外国人パイロットが英語での管制指示を理解することができず、重大事故が多発したためにICAOが国外飛行を行うパイロットに課した英語能力を証明するために必要なライセンスです。

簡単に言えば、英語の分からない奴は海外へフライトしちゃだめよってことです。

管制指示が聞き取れないことが原因で乗客が合計1000人くらい(例:大韓航空グアムにて墜落・225人死亡)亡くなっているので、このライセンスは非常に重要ですね。
試験は、学科試験に合格し、口答試験に進むって感じです。

学科試験は3ヶ月くらいに1回、東京か大阪で行われます。
地方に住む人には交通費が馬鹿にならないです。しかも2回も試験があるし。
試験料も学科22600円、口答試験29800円とかなり割高です。

そんで大阪に
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小さなビルでの試験を受けます。他にも航空関係の試験が同時に行われていました。
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能力という字が間違っています。よく間違えそうな間違いですね。

試験会場はこんな感じでした
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本日の受験者は10名です。男のみで半分以上の人が中年くらいでした。

試験は13:30分開始ですが、それより2,3分前に解答用紙に氏名や受験番号の記入を始め、13:40分くらいから、CDを聞き始めます。
過去問をやれば分かりますが、最初に例題が始まり、聞こえなかった人は手を上げて下さいみたいなことを言います。
そこで試験官がCDを止めて、受験者に音量がこれくらいでいいか聞かれました。
その後、13:45ぐらいにCDの最初から開始されました。
もちろん、聞こえなかった人は手を上げて下さいみたいなことを再び言いますが、今度は止めることはありません。

そんで試験開始です。試験内容は、管制官とパイロットのやり取りを聞いて、どんな状況かを4択から選ぶという奴です。1回のやり取りに3問問題があり、それが14回、42問あり、時間は30分くらいです。
選択問題は少しだけひねってあり、管制官やパイロットが使った用語を少し言い回しを変えていたりします。
例えば、Take offをDepartureって変えていたり、return to Tokyo airport がreturn to deperted airportになっていたりします。

選択問題の内容を理解するのにも時間が掛かりますので、問題を読んでからボイスを聞くっていうパターンで回答していった方が絶対にいいです。
おそらく、ほとんどの人がそんな感じで回答していたと思います。
マークシートは14回のボイスが終わった後に記入する時間が15分くらいありますので、ボイスが流れている間は答えは問題用紙に書いとくのがいいと思います。

管制官とパイロットの会話中は必ず、なんらかのアクシデントが起こります。
racoonとぶつかったり、ギアが出なかったり、エンジンが燃え出したりしますが、パイロットはあせった様子もなく、たんたんと会話しますので、かなり聞き取りやすいです。
こんな何事にも動じない冷静沈着なパイロットになりたいですね(笑)

過去問では管制官とパイロットは同じ2人が会話していましたが、今回の試験では途中から違う人に声が代わりました。音声の質も少し変わったので、ちょっと変な感じでした。

まぁなんだかんだで、試験は終わり、合格点くらいは取れていると思います。
次回は、もっと難しい口答試験なので頑張ります。

ちなみに自分は今のところ海外運行する予定はありません。
就職試験で有利になるので、今回受験することにしました。
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by katsusesho | 2012-11-20 12:53 | その他